本日は全国退職者支援会の渡辺亮平さんにお越しいただき、インタビューを行いたいと思います。

 

渡辺さんは、退職希望者が離職中もお金の心配がなく過ごせるよう、給付金の申請をサポートをするサービスを展開され、話題となっております。

 

今回は、そのサービスの内容や全国退職者支援会の発足の経緯、会員様の利用状況や今後の展望についてお伺いしたいと思います。

渡辺さん、どうぞよろしくお願い致します。

渡辺亮平
渡辺亮平
渡辺です、よろしくお願い致します。

全国退職者支援会のサービス詳細・レビューは下記よりご覧ください

全国退職者支援会提供。退職後最大910万円の給付金申請サポートサービスとは

INDEX
  1. 全国退職者支援会のサービス詳細・レビューは下記よりご覧ください
  2. 退職者支援会の発足について
  3. 提供サービスについて
    1. 利用者層について
    2. 利用者の離職後の活動について
  4. 今後の全国退職者支援会について
    1. 全国退職者支援会とサービスのレビューは下記より御覧ください

退職者支援会の発足について

もともとサービスが立ち上がったのは、渡辺さん自身も、かつて職場で苦労された経験があったためとお伺いしております。
渡辺亮平
渡辺亮平
そうですね。

会社員時代は営業職とコールセンター職を経験させていただきました。特に営業時代は非常に苦しく、到底達成できるとは思えないノルマ、罵声が飛び交う環境に心身ともに疲れ果てました。

それは大変でしたね。現在で言うブラック企業体質の企業にお勤めになられていたのですね。
渡辺亮平
渡辺亮平
はい、「数字は人格」といわれており、成果が出るまで帰ってくるな、結果が出ないなら残業は当たり前だという文化でした。

 

また、私の場合は、世間で当たり前とされる、始業時間の30分前出社や上司よりも先に帰宅するのはご法度という考え方に強い憤りを感じておりました。残業代がつくならまだしも、完全なるサービス労働です。

パワハラ等を除けば、新入社員や若手社員には多くの企業で、それを当然とする空気がありますね。日本企業が世界に比べて遅れを取っている部分だと思います。
渡辺亮平
渡辺亮平
まさしくそうです。ちなみに私は、1社目の退職時に、それらのサービス残業分を残業代として会社に請求したことがあります。
え、そうなのですか!?ちなみに残業代は支払われたのですか?
渡辺亮平
渡辺亮平
はい、満額とはいかないですが、支払われました。支払うということは、間違ったことを行っているという自覚が少なからずあったのではないでしょうか。

 

転職後も、1社目より労働環境は大きく改善されたのですが、また別の苦しさが待ち受けており、最後にはノイローゼのようになってしまい退職せざるを得ませんでした。

 

このときに、転職はせず、退職者支援会でサポートしている給付金の一部を受給しながら、休養を取ることを選択したのです。

そのような経緯があったのですね。休養期間中は何をされていたのですか?
渡辺亮平
渡辺亮平
はい、心身がある程度落ちついてからは、とにかくたくさんの人に会いに行きました。今までとは違う考え方に触れたかったのです。

 

経営者からフリーターの方まで、実に様々な職業の方と交流させていただきました。

 

スーツ姿でさっそうとした方もいれば、半袖短パンですが皆から慕われるビジネスオーナーなど、実に世の中にはたくさんの生き方・働き方があると知りました。

世界が広がった瞬間だったのですね。そのことが現在の全国退職者支援会の発足につながったのですか?
渡辺亮平
渡辺亮平
はい、過去を振り返ってみると、「今いる会社でしか生きられない」、「今のような会社や働き方しか世の中に存在しない」「だから、頑張れない自分は社会人失格」という考えが、どんどん自分を追い込んでしまっていたと思うのです。

 

「決してそんなことはない!」と伝えたいと考え、自分にとってのより良い人生を考えるキッカケを提供したい。そのように考えたことがきっかけです。

 

試行錯誤や様々な方のご協力のもと、現在の全国退職者支援会が誕生しました。

提供サービスについて

ここからは全国退職者支援会のサービスについてお伺いしていきたいと思います。

改めてどのようなサービスを提供されておられるかを渡辺さんより簡潔にご紹介いただけますか?

渡辺亮平
渡辺亮平
はい、現在の仕事や職場環境に苦しんでおられる方(現職者)に対し、離職後に受け取る給付金の受給申請をサポートするサービスです。月収60万円の方ですと、最大28ヶ月間にわたって、おおよそ910万円程度の給付が行われます。
ありがとうございます。とても大きな金額ですが、公的制度である以上は、渡辺さんのように自分でも申請できるのですよね?
渡辺亮平
渡辺亮平
はい、可能です。しかしながら、制度のそのものの認知度の低さ、手続きの複雑さから、容易なことではありません。

 

ちなみに私もあとから分かったのですが、本来であれば、受け取った給付金額の倍以上を受け取る権利があったにも関わらず、知らないがために申請をしておりませんでした。

 

私が受け取っていたのは、失業給付金だったのですが、これ以外にも申請できる給付金がありました。

そうだったのですね。失業給付は割と認知度がありますが、それだけではないのですね。
渡辺亮平
渡辺亮平
はい。また、こういった給付制度には、一般人では考えないような複雑なルールが有ります。

 

例えばうつ病の方がいるとします。これを「うつ状態です」と申告するのと、「うつです」と申告するのとでは、給付総額に大きな違いが出ます。

 

たった2文字の違いです。でも、それが大きな差を生むのです。もちろん、書いてもらうタイミングによっても、受給額が変わったり、0円になったりします。

 

これらのルールを知った上で、自分の状態に応じて適切な給付金を申請する必要があり、そのサポート機関が全国退職者支援会ということです。

なるほど、よくわかりました。自分で調べて申請することもできるが、確実性・安心感が違うということですね。
渡辺亮平
渡辺亮平
はい、おっしゃるとおりです。私自身も、書き間違えたらどうしようと、何回も何回も見直して、1枚の書類に30分以上もかけていたのを思い出します。

利用者層について

ちなみに、利用者層でいいますと、どのような内訳になっておりますか?
渡辺亮平
渡辺亮平
はい、まず男性女性の比率で言いますと、男性6:女性4くらいでしょうか。
そうなのですね。労働人口から見ると、意外と女性の利用者も多いのですね。
渡辺亮平
渡辺亮平
はい、まだ男尊女卑や男性しか出世できない文化が残る会社や、母子家庭の方で今後のことを心配するあまり心身をすり減らしてしまった方など、女性ならではのご相談もいただきます。

 

また、苦しんでいる旦那様を見かねて、ご相談を頂くこともございますね。

なるほどです。ちなみに年齢層でいうと、いかがでしょう。
渡辺亮平
渡辺亮平
こちらも本当に様々です、新卒の方から定年退職間近の方まで、偏りは少なく、本当に万遍なくというかんじですね。

 

人間関係や会社の労働環境と言った共通事項から、入社前とのギャップ、待遇への不満、同窓会がキッカケで、、、など、年代特有のお悩みをご相談いただきます。

 

お勤め先の事業規模も様々で、地元の会社で働かれている方から誰もが知る一部上場企業に勤務されている方まで。役職のない方から部長、役員クラスの方までいらっしゃいます。

 

ちなみに、従業員とは給付の条件は変わってしまうのですが、過去には代表取締役の方もいらっしゃいました。

社長さんまでいらっしゃるのですね。みなさん、事情は異なれど、悩んでいらっしゃるということですね。
渡辺亮平
渡辺亮平
おっしゃるとおりです。どちらかというと、おとなしい性格の方が多いと思われがちなのですが、職場では明るく振る舞っている方、いわゆる仕事ができると言われるでも、本当にたくさんの悩みを抱えています。

利用者の離職後の活動について

これまで数多くの方をサポートされてこられたと思いますが、皆様、離職後はどのように過ごされていますか?
渡辺亮平
渡辺亮平
まずは、心身の療養のために、ゆっくりされる方が多いです。長年やっていなかった趣味に取り組んだり、外にでかけてみたりなど、少しずつ体調をもどすことに専念されています。

 

その後、落ち着いた段階で、次のお仕事に向けての活動をされていらっしゃいます。

なるほど、企業から見て離職期間があることはマイナスになるとも考えられますが、そちらはいかがでしょうか。
渡辺亮平
渡辺亮平
はい、そのような評価を行う企業もあるかと思います。ただ、会員様にいただいた声からは、離職があることよりも、離職期間に何をしていたのかを重視する企業が多いと感じています。

 

具体的には、体調に合わせて、徐々に資格取得・語学の取得・パソコンスキルの取得を行うなど、時間のゆとりを生かしたスキルアップを行われたりしております。

 

また、自身にとっての価値観の見つめ直しも大切です。

 

例えば賃金第一なのか、残業がないことなのか、逆に時間を気にせず働きたいのか、大企業がよいのか、小さな会社で一体感を感じて働きたいのか、営業職か事務職か、家から近い所が良いのか、住まいごと環境を変えたいのか…など。

 

自身を見つめなおす機会もあるため、転職活動にありがちなミスマッチも起こりにくくなります。

 

このようにスキルアップや、自分の価値観をしっかりと固めた上での面接であれば、偏見を持たずに向き合ってくれる企業もあるのではないでしょうか。

確かに、苦しんだまま働いたり、あわてて転職してミスマッチを起こすよりも、時間をとって自分自身を知る方が、良い未来につながるもしれませんね。
渡辺亮平
渡辺亮平
また、一度はこだわっていただきたいですが、こだわりなく活動していたら、あっさりと転職ができたという声も多いです。人材が不足している時代ということもあるのでしょう。

 

他には、給付金制度のルールの範囲内で、アフィリエイトなどの副業を始める方もいらっしゃいますし、私のように事業をおこそうとされる方もいらっしゃいます。

なるほど、ありがとうございます。人生100年時代と言われる今、休息して自分を見つめ直す時間があっても良いかもしれませんね。
渡辺亮平
渡辺亮平
全くそのとおりです。現在の就職先を選択した学生時代や転職活動を行ったときよりも、経験は豊かになってるはずです。落ち着いて時間をかければ、きっとより良い働く環境を見いだせるのではないでしょうか。

今後の全国退職者支援会について

最後になりますが、今後はどのような展開を考えていらっしゃいますか?
渡辺亮平
渡辺亮平
はい、まずは現在のサービスを一人でも多くの方に知っていただくことに注力していく予定です。

 

その後は、離職後の生活の安定や、会員様がよりよい働き方を見出すという部分で、よりお力になっていければと考えております。

なるほど、ありがとうございます。
渡辺亮平
渡辺亮平
私自身の体験談でお話しましたが、大切なことは、世の中には今と違う生き方・働き方・働く場所があるということです。

 

頭のどこかで、そのことを覚えておいていただけますと嬉しく思います。

おっしゃるとおりですね、全国退職者支援会様のご活躍で、一人でも救われる方が増えることを祈りつつ、本日の対談終了とさせていただきます。
渡辺亮平
渡辺亮平
ありがとうございました。
ありがとうございました。

 

全国退職者支援会とサービスのレビューは下記より御覧ください

全国退職者支援会提供。退職後最大910万円の給付金申請サポートサービスとは